【ネタバレあり】505本目 ダーク・タワー │ スティーブン・キングユニバース、アッセンブルして欲しい
映画レビュー/概要
505本目 ダーク・タワー
2017年
監督:ニコライ・アーセル
主演:イドリス・エルバ
◯ファンタジーもSFもダークな雰囲気もあり。こういう現実と異世界に跨いでの世界観は非常に楽しいので、ここは刺さる人には凄い刺さりそうです。
△全7編の原作を一本の映画に無理やり詰め込むのは流石にきつかったんじゃないですかね……。なんか、凄い勿体なかったような。
ガンスリンガーって名前だけで男子は喜びます
”ガンスリンガー”。
なんて良い響きなんでしょう。
幼い頃から映画を沢山観ていますが、銃を持つキャラクターやサングラスをかけている大人は誰であれめちゃめちゃカッコいいと思っていました。
特に、銃を撃ちまくりながらアクションを行う作品はどれもこれも面白く感じ(今はちょっと感性変わった気がしないでもないですが)、憧れの大人像みたいなものを鳴海は持っていました。
今作で登場するキャラクター呼称、ガンスリンガー。
持っている銃も設定も全部がドハマリ。
こういうキャラクターには羨ましさすら覚えるレベルでいいなと思っています。
という熱くるしい想いを吐き出して本編のお話へ。
本作は、スティーヴン・キングの名作小説シリーズ『ダーク・タワー』を原作とした作品です。スティーブン・キングの作品群を繋ぐ重要な要素としても知られる「ダークタワー」の世界を映画化した本作は、ファンタジー、アクション、SF、ホラーなど多様なジャンルが融合した独特の雰囲気を持っています。
映画の最大の魅力は、イドリス・エルバ演じるローランドの圧倒的な存在感です。寡黙で孤高の戦士というキャラクターがよく似合い、ガンスリンガーとしての高い戦闘能力を見事に表現しています。
特に、リボルバーを駆使したガンアクションは見応え抜群。リロードの仕方や射撃のフォームなど、男子が思わず飛び跳ねる要素が満載。
そして悪役としてタワー破壊を試みようとする黒衣の男ウォルターを演じるのはマシュー・マコノヒー。
彼の能力は、言葉ひとつで人を殺すことができるという夜神月もビックリな能力持ち。
そんなん強すぎるでしょっていうチート級な設定なのに、負けちゃうかー……。
キャラクターは非常に魅力的ではあるものの、10年以上にも及ぶ連載が続いた全7編を90分少々で全て再現しきろうとするのは流石に無理があったようで。
異世界「ミッドワールド」の中で、廃墟と化した大地や、異形のクリーチャーたち、魔法と科学が融合したような独特のデザインなど、ファンタジー映画としてはかなりテンションが上がる要素が詰まっています。
スティーブン・キング作品の映画が好きな人なら絶対に触れるのはペニー・ワイズですよね。
ああいう別世界との繋がりが感じられる要素をもっと増やして欲しかったなと思っちゃいますね。折角なら観たかったなと。
また、話の流れとして悪役であるジェイクの比重が大きく、ローランドの背景をもう少し掘り下げてほしかったなと思います。
ジェイクの描写が多くなってしまった結果、本来の主人公であるローランドの過去や戦いの動機が浅くなり、彼のキャラクターの魅力が十分に引き出せていないように思えます。
続編ありきで話を進めるつもりだったかもですが、それにしても結局中途半端な感じが否めないのでガッカリ……。
原作を読んでいないので、もしかすると原作を読むと評価がぐるっと変わるかもしれませんが、映画単体では可もなく不可もない印象です。
#鳴海の一人でキネマ
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