映画レビュー/概要

518本目 ボヘミアン・ラプソディ
2018年
監督:ブライアン・シンガー
主演:ラミ・マレック

評価:★★★★★

◎登場人物、ライヴ、それぞれの再現度があまりにも高すぎて驚愕。
◎実際にあった話と映画仕立ての話をそれぞれ盛り込みながら製作されたが、1本の映画としてのクオリティがあまりにも高すぎる。最後のライヴ映像で泣くとは本当に思ってませんでした……
◎クイーンのことをそんなに知らなくても楽しめるのが本当に凄い。なんとなーく聞いたことがある曲も当然ありましたが、ここからハマって聞くようになるとは。


クイーンの曲で泣くことになるとは思いませんでした……。


2018年、11月。
日本で公開された本作があまりにも高評価である点を当時の鳴海は存じておりましたが、自分がこの映画を観ることはないだろうなぁと最初思っていました。
当時の彼女(現在の妻)がクイーン好きで、一度観たらめちゃめちゃ面白かったという大プッシュを受けて渋々観に行ったのを今でも覚えています。

今でもそうですが、鳴海は乗り気にならないと観たくない映画は観たくないというあまりにもひねくれた性格をしているので、現在でもその性格についてあれこれ言われるのは変わりませんがそれはさておき。

クイーンの曲で明確に知っていたものは『We Will Rock You』とかくらいでしたが、それでも鑑賞して問題ないとのことで鑑賞。

伝記もの系統の映画をほぼ観ない鳴海にとってはアンマッチだったら感想言うのに困るなぁと思ってましたが、そんなの杞憂でした。
曲も相まって、クイーンがどう駆け上っていったかの物語がシンプルに楽しい。
確かに、クイーンを知っている知らないに関わらず観られるので全然問題無しでした。

後半、病気をメンバーに打ち明けるシーンあたりから涙腺が瓦解しはじめ、ライブエイドではボロ泣き。
鳴海があまりにも泣きまくっているのを横目に彼女はドン引き。よくまぁずっと一緒に居てくれたもんです。

その当時の自分のメンタルが仕事的な側面から弱っていたというのはあるかもしれませんが、境遇と曲の2つが上手く重なり、歌詞の重みがあまりにもずっしり乗っかってきたので涙無しには観られませんでした。
あんなに泣くとは本当に思わず……。

ブルーレイが発売してからメイキング等を観ると、ライヴの再現度があまりにも高すぎることに驚き、そのための苦節を観ているだけでも本当にこの映画の素晴らしさを体感できます。

フィクション系じゃないと映画は観られない、という当時の鳴海のような方は一度でいいので是非ご覧いただきたいです。

「最近投稿した『グリーン・インフェルノ』は★1つなのに、こういう有名系ばっかり★5つばっかりなんなんだよ鳴海って奴は!!!」
と思われている方には大変申し訳無いんですが、好きなものは好きなんです。
あしからず。





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